特長
コストパフォーマンスに優れ、簡単操作。
更に作業効率をアップする。
FTTHからメトロ、コアまで幅広い測定要求に応える
0.8mのイベントデッドゾーン
近接するコネクタを波形上で分離して表示できる最短間隔が0.8m。
局内や宅内配線など、近接するコネクタ接続点の検出が可能になりました。
最大45dBの高ダイナミックレンジ
最大45dBの高ダイナミックモデル(形名:735034)をラインアップしました。中継区間が100kmを超えるような超長距離光ファイバケーブルの測定が可能となりました。
10秒以下の高速起動
高速起動により、現場に到着後すばやく測定を開始できます(当社製品AQ7260比 1/5の起動時間)。また、再起動によるロスタイムが最小限に抑えられるため、オートパワーオフモードを使用して、測定をしていない時間に電源オフにすることで、バッテリーの無駄な消耗を抑え長時間作業が可能になります。
充実したラインアップ
工事を支援する便利な機能
支障移転工事支援機能
道路や建物の工事などで既存のファイバを移設する場合、ファイバの移設工事(支障移転工事)のために通信サービスを停止しなくてはなりません。
本機能は支障移転工事を効率的に通信サービス停止時間が短縮できるように支援します。
工事前に測定した任意の波形を基準波形として、基準波形と工事後の測定波形との差分を、任意設定の閾値により合否判定を行います。また、多芯ファイバケーブルの各芯線を番号と色で管理できます。これにより目的の芯線を間違えることがなくなります。測定済みの芯線番号にはチェックマークが付き、重複測定や測定忘れを防止します。
マクロベンディング機能(※735031は除きます)
光ファイバ中に曲げが存在する場合、曲げの発生箇所では長波長の損失が大きくなります。
この特性を利用して、同一線路を複数波長で測定し、曲げ(マクロベンディング)の発生箇所を検出します。
スケジュール機能
光ファイバネットワークでは、数分~数時間後に自動的に復旧する凍結などによる季節性の障害が起こるといわれますが、復旧した後にOTDRで測定しても障害箇所を特定することができません。
スケジュール機能は、設定した周期で自動測定し、測定データを外付けUSBメモリに自動保存(ロギング)する機能です。自動保存された多数のデータのうち、障害発生時前後のデータをPC上のAQ7932エミュレーションソフトで分析することで、波形の時系列変化の解析や障害箇所の特定が可能になります。
また、リモートコントローラソフトウェアにはメモリに蓄積されたデータをネットワーク経由でPCに転送する機能や、多数のデータファイルの中から閾値を超える変化のデータファイルをピックアップするツール、2点間のロスを一括で計算するツールが付属し、スケジュール機能での測定を支援します。