特長
LF965は、日本国内における高度広帯域衛星デジタル放送(4K/8K放送)、衛星デジタル放送(2K放送)、および地上波/CATVデジタル放送に対応したレベルメーターです。従来の衛星、地上波、CATVデジタル放送はもちろん、高度広帯域衛星デジタル放送のレベル、BER、MER、C/N、コンスタレーション測定が可能です。
また地上波/CATV測定における受信周波数範囲が10~1002MHzと広帯域に対応しており、CATVの上り信号から770MHz以上の高域まで測定が可能です。
機能面では、レベル、BER、MER(またはC/N)の同時測定や色による受信状態の判定を可能にしたり、表示部に視認性の高い高輝度4インチカラーTFT液晶を採用したり、使いやすさを追求しました。
詳細
高度広帯域衛星デジタル放送(4K/8K 放送)対応
周波数範囲が950~3300 MHzと拡張し、BS/110 度CS右/左旋円偏波における高度広帯域衛星システムのレベル、BER、MER、C/N測定が可能です。
高度広帯域衛星レベル、BER、MER同時測定
高度広帯域衛星コンスタレーション表示
高度広帯域衛星地上デジタル放送、CATV デジタル放送、衛星デジタル放送のBER、MER 測定
デジタル放送の受信状態を知る上で重要なBER(ビットエラーレート)とMER(モジュレーションエラーレシオ)の測定機能を備えています。
(日本の地上デジタル放送CATV デジタル放送(ITU-T J.83 Annex B,C)、BS デジタル放送、CSデジタル放送に対応)
高度広帯域衛星簡易スペクトラム表示
高度広帯域衛星地上デジタル放送の遅延プロファイル測定
高度広帯域衛星地上/CATVデジタル放送チャンネルの自動サーチ機能
自動サーチ機能により、受信している放送に合わせ自動的にチャンネルテーブルを作成することが可能です。チャンネル数が多く色々な放送方式で運用しているCATV等の測定を簡単に行うことができます。256QAMにも対応しています。