特長
AccessOne 「FE/GbE L3 TESTER 1071A」は、IPネットワークの構築・運用・保守の現場で回線品質(パケットロス、遅延、揺らぎ、帯域)や、
Pingまたはトレースルートによるネットワーク構成機器までの接続性を簡単に測定するハンディタイプのテスタです。
- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、SX、LXインタフェースを1台に搭載
- 任意のトラフィックを生成して試験可能0.1%~100%(ワイヤレート)で任意に設定可能
- 10Mbpsから1Gbpsの速度で回線品質(フレームロス、遅延時間、ゆらぎ、帯域)を測定
- IPv4、IPv6ネットワークに対応
- VLANタグに対応し(2重まで)、フレームの優先度(TOS,COS)が設定可能
- Pingまたはトレースルートによる接続性の確認が可能
- IPアドレス変換によるフレームのループバックが可能
- 測定中に簡易メッセージ送信による対話が可能
- 測定結果はCSV形式で保存し、USB経由でファイル出力(暗号化機能付き、最大60回分保存可能)
詳細
ベアラ品質測定(帯域・ロス・遅延・ゆらぎ)
ベアラ品質測定は、IPネットワーク(IPv4/IPv6)の回線品質の指標となる(フレームエラー、フレームロス、遅延時間、ゆらぎ、帯域)を
測定するための機能です。テスタを対向接続して、その区間の回線品質を測定します。
ベアラ品質測定では、自分宛のパケットを相手に折り返したり(ループバック機能)、測定中に簡易メッセージを送出し正常性を確認することが出来ます。
ビットエラー挿入や検出が出来ます。
操作画面 1:ベアラ品質測定
【メインメニュー】
”ベアラ品質測定”選択
【設定1】
”速度・VLAN等・IPバージョン等”設定
【設定2】
”あて先・DHCP・送信元・プロトコル等”設定
【測定開始】
”損失率・遅延時間・ゆらぎ・帯域・各種エラー等”測定
結果は事前に設定したしきい値をもとに○×でも表示
接続性確認( Ping、トレースルート)
接続確認は、ICMPを用いてIPネットワークにおける装置までの疎通を確認する機能( Ping、トレースルート)を提供します。また、VLANタグつき(2重まで)で可能です。
FE/GbE L3 1071A 接続性確認( Ping、トレースルート)
操作画面 2:( Ping、トレースルート)
【メインメニュー】
”接続確認”選択
【設定1】
”速度・VLAN等・IPバージョン等”設定
【設定2】
”あて先・送信元等”設定
【設定3】
”サイズ・送信間隔・回数・タイムアウト等”設定
【 Ping、トレースルート試験開始】
”接続性試験開始”
【トレースルート試験結果】
測定結果の出力(UDSB接続機能)