特長
イーサネット専用線の構築・運用・保守の場面で回線品質(パケットロス、遅延、ゆらぎ、帯域)や、PingまたはEthernet OAMよるネットワーク構成機器に対する接続性を簡単に測定。
- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、SX、LXインタフェースを1台に搭載
- 任意のトラフィックを生成して試験可能0.1%~100%(ワイヤレート)で任意に設定可能
- 10Mbpsから1Gbpsの速度で回線品質(フレームロス、遅延時間、ゆらぎ、帯域)を測定
- BitErrorの挿入、及び検出が可能
- Ping(IPv4)、またはEthernetOAMによる接続性確認(CC)、ループバック(LB)、リンクトレース(LT)が可能
- VLANタグに対応し(2重まで)、フレームの優先度(COS)が設定可能
- MACアドレス変換によるフレームのループバックが可能
- 測定中に簡易メッセージ送信による対話が可能
- 測定結果はCSV形式で保存し、USB経由でファイル出力(暗号化機能付き、最大60回分保存可能)
FE/GbE L2 1070A ベアラ品質測定(帯域・ロス・遅延・ゆらぎ)
ベアラ品質測定は、次世代イーサネットの回線品質の指標となるフレームエラー、フレームロス、遅延時間、ゆらぎ、帯域を測定するための機能です。
テスタを対向接続して、その区間の回線品質を測定します。
ベアラ品質測定では、自分宛のパケットを相手に折り返したり(ループバック機能)、測定中に簡易メッセージを送出し正常性を確認することが出来ます。
ビットエラー挿入や検出が出来ます。
操作画面 1:ベアラ品質測定
【メインメニュー】
”ベアラ品質測定”選択
【設定1】
”速度・宛先・送信元・VLAN等”設定
【設定2】
”サイズ・使用率・送信時間・パターン・良否判定しきい値等”設定
【測定開始】
”損失率・遅延時間・ゆらぎ・帯域・各種エラー等”測定
結果は事前に設定したしきい値をもとに○×でも表示
FE/GbE L2 1070A 接続性確認( Ethernet OAM )
Ethernet OAMは、ITU-T Y.1731 に準拠したイーサネット網の保守・管理機能の中で、装置間の接続性を確認する機能(ETH-CC)、
装置までの疎通を確認する機能(ETH-LB)、経路を確認する機能(ETH-LT)を提供します。
※Ping(IPv6)と切り替えて使用します。
次世代イーサネット(ETH-CC/ETH-LB/ETH-LT)
操作画面 2:Ethernet OAM
【メインメニュー】
”Ether OAM”選択
【設定1】
”速度・送信元・VLAN等”設定
【設定2】
”TYPE・MEL・MEP・MEG・あて先等”設定
【試験開始】
”接続性試験開始”
FE/GbE L2 1070A 接続性確認( Ping(IPv4) )
ICMPを用いて、ネットワーク装置までの疎通を確認する機能(Ping相当)を提供します。また、VLANタグ付き(2重まで)でPingが可能です。
※Ethernet OAMと切り替えて使用します。
操作画面 3:ネットワーク装置までの疎通確認(Ping相当)
【メインメニュー】
”PING(IPv4)”選択
【設定1】
”速度・VLAN等”設定
【設定2】
”あて先・送信元等”設定
【設定3】
”サイズ・送信間隔・回数・タイムアウト等”設定
【設定4】
”TYPE・MEL・MEP・MEG・あて先等”設定
測定結果の出力(UDSB接続機能)