AWSサービスよるクラウドシステムの導入
本案件についてAWSのディストリビューターであるダイワボウ情報システム様の記事で紹介されました。
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お客様の課題
社内データ利用時のセキュリティ強化
クラウド移行による運用管理のアウトソーシング
エムオート様では当時、お客様との商談の際、営業担当者が社内データを自身のPCにダウンロードして利用していました。社内データにはお客様の個人情報を含め、機密情報が多く含まれているため、情報セキュリティの観点から厳しく取り締まりたい、というのが今回の課題でした。
また、情報システム管理者にあたる人物がおらず、総務部長様が社内のネットワークやシステムに関わる業務を全て一手に担っておりました。それらの業務の負担軽減の為にも、AWSのクラウド上に構築したシステムにデータを移行し、カワミツがその運用管理のお手伝いをさせていただきました。
ソリューション提案
今回の事例では、AWSのサービスの中でも、主に「Amazon WorkSpaces」と「Amazon EC2」を利用してシステムの構築を行いました。
社内のデータは、クラウド上に構築したAmazon EC2に保管し、全社員が手元のパソコンからAmazon WorkSpacesを通じてアクセスし、データを参照するシステムとなっております。
そのため、従業それぞれの端末には社内データを保有しておらず、VDI環境を構築することでセキュリティの強化を実現しました。
また、AWS Directory Serviceの「Simple AD」と、認証サーバとして構築したのAmazon EC2を連携させて認証の一元化も実現しました。これにより、特定のネットワークや特定の端末からのアクセスのみを許可することで、外部からの不正アクセスや持ち込み端末によるアクセスを制限する事が可能となります。